Windows8をタッチで触ってみた。

Windows 8 Consumer Preview(W8CP)をインストールしてみると、
やはりタッチパネルの挙動が気になって仕方なくて、
それを体験しようとすると、タブレットPCかタッチパネル付きディスプレイを使わないといけない。
これで日本語も読むようになったナレーターを使えば、
iPadでできるような使い方ができるのかと期待満々でいた。

今回、運良く某メーカーのタッチ対応ディスプレイを使う機会があったので、早速使ってみた。
事前にいろいろと、操作方法など情報収集をして、さあ、使うぞぉーと気合いを入れる。
ちなみに、タッチパネルの方式は、いくつかあるようで、今回は「光学式」というものだった。
これは、ディスプレイの中にカメラが2カ所あって、
指でタッチしたところの座標を割り出して感知するらしい。
専門用語を使えば三角測量みたいなものである。

ただ、Windows8は製品版ではなく、正式に発売されていないので
タッチパネルのドライバはWindows7用のものを流用した。
特に問題なくインストールできたのだが、
ウィザードの途中でスクリーンリーダー(NVDA)が読み上げないところがあったのは残念。

その後、W8CPを起動した。
気になるLiveタイルをどう読むかだが
ナレーターを起動している状態で指で触っていくと、触れているところは読むようだ。
しかし、指を離すと選択している項目がいきなり起動したり、
触っているタイミングによっては起動しなかったりと、これがよく分からない。

いろいろと調べていくと、
画面右端を左にフリックするとチャームが出てくるとか、
いろいろと書かれてあったのだけど、これがなかなか難しかった。

しかも、試用したディスプレイは23インチほどであったので、
タッチで触っていくには、あまりにも大きく、
端から端まで画面がどのようになっているかを確認するのにとても苦労するし、
腕を上げていなければならないので、非常に疲れてしまった。

ただ、今までキーボードとマウスだけで操作していたPCに、今まで出力のみをになっていた画面が、
新しい入力デバイスとしての役割も兼ねるようになったことに対して違和感を感じると共に、
新鮮な体験として衝撃的だったし、時代の変化を感じたことは間違いなかった。

現段階では、OS自体もプレリリース版だし、タッチパネルのドライバもWindows8用ではないし、
ディスプレイもWindows8を想定して作られいてるわけではないので、
快適に使おうと期待すること自体が、大げさすぎると思うのだけど、
そのあたりは、使ってみないと分からないわけで、ある意味予想通りとも言える。
タブレットPCや光学式以外のタッチパネルでは、どうなるかも気になる。

タッチというインターフェース自体は、素晴らしく、
新しい使い方として今後の可能性は秘めていると感じるのだが、
視覚障害者が快適に使いこなすためには、選択と実行の操作を分けていないと難しいのかなぁという印象。
改めて、iPadやiPhoneに搭載されているiOSのすごさに感服するしかなかった。
ここは、ハードとソフトが同じところで開発されている強みだろう。
そう考えると、マイクロソフトとハードウエアメーカーとの間で相性があって、
不具合とか出てくるのかも。

なんか、結果として、いいことがひとつもなかったような感じだけど、
挙動くらいは分かったし、使えないなりに楽しめたので、貴重な経験だった。

近い将来、PCでも快適にタッチで使えるのかなぁ。
というか、形なんて変わってるのかも。

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