VoiceOverでローターコントロールの解説 Part2

前回でローターの回し方を覚えたら
今度はいろいろな設定のところで止めて、
上下フリックしてどんな挙動をするのかやってみることにする。

例えば、ローターの設定を「単語」に合わせ、
ホーム画面の「App Store」にカーソルを合わせる。

ここで、下にフリックすると「App」と読み上げて、さらに下にフリックすると「Store」と読み上げる。
つまり、単語ごと読み上げてくれるのである。

ここで、ローターの設定を「文字」に設定して同じ部分を読ませると
「A」「p」「p」と一文字ずつ読んでくれるのである。

このあたりは、YouTubeに動画をアップしたので
目視で可能な方は実際の動きと挙動を確認して欲しい。

これを応用すれば、
らくらくホンでは不可能だった、メールやwebページの一文字読みが可能なのである。
iOS6以降では、漢字の詳細読みもしてくれるので、どんな漢字を使って書かれているかも分かる。
らくらくホンに来たメールを一文字読みしたい場合や、
どんな文字か知りたいときや、アルファベットの綴りを確認したいときは重宝しそうだ。

その他にも例えば、「行」に設定されているとき、下にフリックしていくと、順に行ごと読み上げる。
上にフリックすると、前の行を読み上げる。
でもなぜか、画面に表示されている左端の文字を飛ばして読むことがしょっちゅうある。
カーソルの範囲も左端の文字は外れている。
ただ、上にフリックしたときは、左端の文字も含めて、もう一度読んでくれる。

他にも、見出しやリンクごとに読む設定もあって、1単語ずつ読むのか、1文字ずつ読むのか、見出しごと読むのか、など。
これはwebページを閲覧中に使えそうだ。
ブラウザを開いている場合は、
他にもテキストフィールド(文字を入力する部分)ごと読むのか、
静的テキスト(リンクでないテキスト)ごと読むのかという項目もローターコントロールの選択肢に現れる。
ページのデータ量が大きい場合は、次の項目に行くまでに時間がかかってしまう場合もある。

また、テキストを入力する際には
文字入力カーソルの移動する単位を、事前に選んでおいたローターの設定により、決めることができる。
ローターの設定を「文字」もしくは「単語」にしておくと便利である。
このとき、上下どちらにフリックするにしても、読み上げた文字を越えたところにカーソルがあると理解すれば良いかも。

ローターコントロールの設定では
前述のブラウザを開いている場合のように、現在、どんな画面を開いているかというのと、
あらかじめ設定しておいた項目で、設定可能な選択肢が変化する。
言い換えるならば、それぞれの画面において、表示される選択肢は、その画面に対応したものが表示され、
例えば、ホーム画面には、リンクが存在しないので、いくらローターを回しても「リンク」という選択肢は出て来ない。
ローターコントロールの設定で表示される選択肢を調整するには
ホーム画面より[設定]-[一般]-[アクセシビリティ]-[VoiceOver]-[ローター]で設定できる。
ここでチェックの入っている項目が表示される。
つまり、ここでチェックを入れて設定をしておかないと、表示している画面に対応している選択肢であっても出てこない。

ここで「読み上げ速度」や「音量」にチェックをつけておくと
ローターを「読み上げ速度」や「音量」に合わせて上下フリックしたとき、
読み上げ速度や音量を簡単に調節できるので、大変便利である。

ローターを回していくときに、選択肢が多くても構わないということであれば
全部をオンにしておくのもアリかも。
そうしておけば、使っていくうちに絶対にいらないと思うものは、オフにすれば良いと思うので、
ローターをしっかり回せるのであれば、いろいろとローターを切り替えていって
挙動を確認して慣れていくのもいいだろう。

最後に余談だが、フィルムの性能も大事かなぁと思う。
光沢タイプは見た目がきれいで、カッコイイのだが
指を滑らせていくときに、指が引っかかってしまって、どうもやりにくい。
私が現在、使っているのは、パワーサポートの製品で
アンチグレアフィルムセット for iPhone 4 (iPhone 4Sにも対応)
である。

iPodTouchは、こちらである。
アンチグレアフィルムセット for iPod touch 4th

同じメーカーには、AFPクリスタルフィルムセットもあるが、指が引っかかって滑りにくい。
どちらかというと、非光沢タイプがおすすめ。
こんな感じで2回に渡ってローターコントロールの説明をしてきたが
これがスムーズにできるようになると
使い方の幅が広がって、細かい操作ができるようになるし、
文字入力の際にも、ローターコントロールが活用できるので、是非ともマスターしたい。

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