iPhone(iPodTouch)で文字を入力する。(日本語ローマ字キーボード編)iOS6.1.2で解説

前回に続いて、今回は、日本語ローマ字キーボードの解説である。
なお、今回もiPhone4Sで、iOSは6.1.2の場合である。

文字入力時に、デフォルトでは、キーボードがテンキーになっているので、
左下隅の「次のキーボード」と読み上げる部分をダブルタップする。
「日本語ローマ字キーボード」と読み上げれば成功である。
なお、目的のキーボードに早くたどり着きたい場合は、
ここでダブルタップ+ホールドをすると、端末で利用可能にしているキーボードの一覧が
画面の左下あたりに現れるので、ホールドしたまま指を縦に動かしていき、
離したところでそのキーボードに切り替わる。


画面をなぞっていくと、アルファベットが並んでいることが分かるだろう。
こちらもテンキーと同じように、似たような発音の文字は、音声で聞き取りにくい。
文字のキーにしばらく触れたままでいると、フォネティックコードを読み上げるので、確認しながら入力すると確実である。
キーの配置については、PCを常用されている方は、比較的容易に想像できるかもしれない。
素早くいろいろとなぞっていくと、操作に音声がついて行かない場合がある。

大まかな配置を説明すると、候補が並ぶスペースの下に、4行でボタンが並ぶ。
1段目はQからPまで、2段目はAからLまでだが、一番右端に長音符がある。
3段目は左端にシフトキーがあり、その右にZからMまで、一番右端に削除キーがある。
4段目は、左端から「その他数字」と読み上げるのは、
ここをダブルタップするとキーの表示がアルファベットから数字や記号に変わる。
その右は「絵文字キーボードに切り替える」と読み上げる。
言うまでもなく、ここをダブルタップすると、絵文字キーボードに変わる。
その右は、順にキーボード切り替えキー、音声入力のキー、スペースキー、確定/改行ボタンである。
音声入力キーは、テンキー同様、通信できない環境では表示されない。
その分、スペースキーが長くなる。
スペースキーも、前回同様、文字が未確定の場合は「次候補」という表示に変化する。

入力の方法は、入力したい文字に指を合わせてダブルタップ(スプリットタップ)すればOK。
テンキーと比べて、ひとつひとつの大きさが小さいので、そこは好みが分かれるところかもしれない。
ローターコントロールを使って、タッチ入力モードに切り替えた場合は、離した瞬間に入力される。
画面を触っているときに、スプリットタップすると、指を離しても何も入力されないので、
入力を中断したいときには、この操作が重宝する。
以降の説明のために、このアルファベットが並んだキーボードを「キーボード1」と呼ぶことにする。

句読点、数字、記号などは、左下隅の「その他数字」と読み上げる切り替えボタンを使う。
一度切り替えると、数字、ハイフン、アットマーク、括弧、かぎ括弧、句読点、疑問符、感嘆符、顔文字などが並ぶキーボードになる。
ここでも以降の説明のために、このキーボードを「キーボード2」と呼ぶことにする。

ここで、下から2段目の左端を選択すると、「その他記号」と読み上げる。
ダブルタップすると、角括弧、波括弧、パーセント、アンダースコア、不等号、引用符、ドルマーク、ピリオド、カンマ、中点などが並ぶキーボードになる。
このキーボードを「キーボード3」と呼ぶことにする。

同じような意味だが、
「キーボード2」では「キーボード1」において、シフトキーのあった場所に「キーボード3」へのボタンがある。
また、「キーボード1」から「キーボード3」に行くには、「キーボード2」を経由しなければならないところが残念である。

これらは、テンキーに比べると、一度に表示できる数が多い分、キーボードを切り替える手間は省けそうだ。
みなさんも、場所を覚えながらいろいろと試して欲しい。

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ここからは、豆知識を含めて、ちょっと突っ込んだ話をする。

日本語を入力する上で、結構な頻度で使うのが句読点だが、
「キーボード1」で文字を入力し、毎回、「キーボード2」に切り替えるのは、大変面倒である。
そんなときは、左下隅の「その他数字」と読み上げるキーをダブルタップ+ホールドすると、
「ポロロン」という音と共に「キーボード2」変わってくれる。
この状態で、画面から指を離さずに、「ピリオド」または「表意文字のカンマ」と読み上げる部分で離すと、句読点が入力される。
入力されたら「キーボード1」に戻ってくれる。
同様に、数字などもこの方法で入力できる。
ただ、句読点以外をこの方法で入力したい場合は注意が必要だ。これについては後述する。

「キーボード1」のシフトキーの使い道だが、英語をちょっとだけ入力したいときに便利だ。
シフトキーをダブルタップして、何か文字を入力すると、予測変換候補の左端が、いつも英語になっている。
このとき、入力した単語の一文字目は、大文字である。


例えばシフトキーをダブルタップして、「o」→「s」→「a」→「k」→「a」と入力すると、
予測変換候補の左端は、半角で「Osaka」が表示される。


また、シフトキーをトリプルタップすると、シフトキーが青く光ってCapsLockになり、
同じように入力すると、予測変換候補の左端は、全てが半角大文字の「OSAKA」となる。


ここで、どちらも確定ボタンを押してしまうと「おさか」となってしまう。
ちなみにキーボードの設定で、CapsLockを使用しない設定にしている場合は、トリプルタップしても無効である。

日本語ローマ字キーボードで英語を入力するには、もうひとつ方法がある。
タッチ入力モードだと、使えないのだが、
それぞれのアルファベットをダブルタップ+ホールドすると、「ポロロン」という音と共に、
「他にも変換候補があります」と読み上げ、指のすぐ上に吹き出しが出る。
ここで指を動かさずに離すと、半角小文字のアルファベットが入力される。


全角のアルファベットを入力する場合は、「ポロロン」という音の後に指を少しだけ上に動かしたら、
キーの上に吹き出しが出現してアルファベットが横にふたつ並ぶ。
この全角と半角の並び方だが、キーボードの左よりにあるキーは、吹き出しが出たときに左側が半角になっていて
キーボードの右よりにあるキーは、吹き出しが出たときに右側が半角になっているようだが iOS6.1.2時点では、全角のアルファベットを読んでくれない。
このあたりは、数字でも同じであるようだ。
もちろん、シフトキーをダブルタップした後にやると、最初の文字は大文字になるし、
CapsLockを有効にしている間は、ずっと大文字になる。

慣れれば便利な機能だが、離した瞬間に入力されるので、結構難しいかもしれない。
ホールドしている状態で、何も入力せずに戻りたい場合は、画面上部まで指を移動し、
離したときに何も読み上げがなければ、文字は入力されないのだが、
注意が必要と書いたのは、「ポロロン」という音と共にキーボードが切り替わり、
数字キーや記号キーの上で指を止めていると、「他にも変換候補があります」と読み上げ、
そのキーの全角と半角や関連する記号など選択肢の吹き出しが出てしまう。
この吹き出しが出てしまうと、iOS6.1.2では他のキーがある場所に移動しても、吹き出しの中の文字にカーソルが当たったままで、
吹き出しの中にあるいずれかの文字が入ってしまうのと、一度出てしまった吹き出しは指を離すまで消えないので注意が必要だ。
ただ、句読点など、「他にも変換候補があります」と読み上げない場合は、他のキーがある場所に移動できる。
ちなみにiOS5.1では、吹き出しの中の文字から指を遠ざけて指を離すと何も入力されない。
なんともややこしい・・・。

また、記号に関しては、吹き出しの中で読み上げ方が全角と半角が全く同じだったり、
読み上げ方そのものが間違えている部分がある(全角丸括弧の読み方が左右逆)だったり、
「キーボード2」と「キーボード3」において、CapsLockは関係ないのにCapsLockのヒントを読み上げたりしたので
このあたりは不具合なのだろう。

最後にキーボードのボタン配置だが、時として微妙に変化する。
メールにおいて、宛先を入力するときは、最下段のスペースキーだった部分が、
アットマークとピリオドになったりする。


ここのピリオドはダブルタップ+ホールドで「.com」や「.JP」などが選択肢として現れる。
ただ、読み上げ方が変な部分もあるので、ちょっ使いづらい。

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