Android4.1搭載の「GALAXY NoteU」を使った雑感

11月16日に発売された「GALAXY NoteU」(SC-02E)だが、
しばらく使ってみたので、アクセシビリティ機能を中心に
既に持っている「GALAXY SV」(SC-06D)との比較もしながらレポートしたい。

まず、「GALAXY NoteU」は
日本で発売されているスマートフォンとしては、
Android4.1が一番早くプリインストールされている機種である。
正確なバージョンを言うと、4.1.1である。
この原稿を執筆している時点では
「GALAXY NEXUS」(SC-04D)がAndroid4.1.1にバージョンアップできる。

また、日本で発売されているGALAXYシリーズでは
Exynos(エクシノス)4412というクアッドコアのモバイル向けARM系マイクロプロセッサが搭載されている。
一部の海外向け「GALAXY SV」や「GALAXY SV α 」(SC-03E)にも採用されている。
RAMも2GB搭載されているので、比較的安定して使えそうだ。

ちなみに、ワンセグ、おサイフケータイにも対応している。
赤外線と防水には対応していない。

ハードウェアのサイズ自体は非常に大きい。
5.5インチのディスプレイを搭載しているのでiPhone4Sが非常に小さく感じる。
実際にどれくらいの大きさがあるか、個人的にはインチで表現されてもピンとこないので面積を測ってみた。
いずれも実測値で
iPhone4Sは38.76平方センチメートル、
GALAXY SVは65.27平方センチメートル、
GALAXY NoteUは86.80平方センチメートル、であった。
GALAXY SVの1.32倍、iPhone4Sの2.23倍である。
大きくなったことでホールドしにくいと感じるかもしれないが、
成人男性ならば、なんとかしっくりくるように作られている。
以下の画像は左から、iPhone4S、GALAXY SV、GALAXY NoteUである。

こんなに大きい画面なので
アプリによっては、同時に二つのアプリを表示させることができる。

Android4.1になって、大きく進歩しているのは、
Talkbackをオンにしている場合にフリックでフォーカス移動ができることだろう。
もちろん、触れたところに指をおけば、読み上げてくれるのだが、これは非常に大きい。
このとき、左右フリックではなく、上下フリックでも次や前のの項目に移動してくれる。
また、Talkbackの設定において、タッチガイドのオン/オフを切り替える選択肢がなくなっている。
(Android4.2では復活している)

以下の画像は、「GALAXY NoteU」のユーザー補助の画面

以下の画像は、「GALAXY SV」のユーザー補助の画面



また、段落ごと、一語ずつ、一文字ずつの読み上げができるようになった。
画面上を1本指で、素早く上にスワイプして離さずに下にスワイプすると
読み上げの範囲を変化させることができる。
文字入力時は、「ドキュメントトーカIME」にカーソル移動のコマンドがあるので
そちらを使えば良いのだろうが、
メールやアイコンの文字を読ませる場合は、非常に便利な機能である。
ただ、段落ごと、一語ずつ、というのが文章によってどこまでの範囲を認識しているのか非常に曖昧である。
段落ごとにしたら全部読むときもあったし、一語ずつにしたら、句読点までを読んでいた。

実際の使い方だが、Android4.1というのもあって、今までと操作方法が違っている。
このあたりは、端末ごとで違う可能性もあるので、
あくまでも「GALAXY NoteU」でという前提であることをご了承いただきたい。

実行の操作は、「GALAXY SV」は画面上をドラッグして目的の場所に来たら
一度離してタップするという操作だったのに対し、
「GALAXY NoteU」では、画面のどこでも良いのでダブルタップ、という操作に変わる。
ナビゲーションモードでは変わりなく操作できる。

文字入力に関しては、「ドキュメントトーカIME」を使う場合、
目的のキーまでドラッグして離すだけで入力されるようになった。
このあたりは、どちらが好みか人によって分かれるところだろう。
ただ、最下段のカーソル移動や読み上げ、キーボード切替などはダブルタップが必要である。

この、離すだけで入力されるようになったというのは、少々使いにくくなったところもあって、
予測変換候補を探す場合に、キーの並んでいる位置から上にドラッグしていくのだが、
予測変換候補のエリアに入ったときに直前に触っていたキーボード最上段の文字が入力されてしまう。
具体的に言うと、aを入力して予測変換候補に行くために、真上にドラッグすると、qを通るのだが
qから上にドラッグして予測変換候補のエリアに入ると、qのキーを離したと勘違いするのか、qが入力されてしまう。
いずれにしても、予測変換候補を使う場合は、ナビゲーションモードを使った方が確実であろう。

個人的な感想なのだが
「GALAXY SV」では、キーボード上をドラッグしようとするとき、
最初に触ったキーの隣のキーを読み飛ばしていたときがたまにあった。
そういうときは、ドラッグして戻ってくれば、認識してくれていた。
「GALAXY NoteU」では、そういうことが減ったような感覚がある。
これがクアッドコアの性能なのか、Android4.1になったことの恩恵なのかは分からない。
この違いは非常に微々たるものなのだが、自分の指の動きに、よりついてくるようになったような感覚がある。

あと、webのレンダリングにしても、パフォーマンスが上がっている。
サクサク処理してくれるので、使っていて非常に気持ちが良い。
クアッドコアになったことにより、バッテリーの持ちが悪くなるのではという不安も残るが
容量が3100mAhもあるので、より安心して使えるだろう。

何より本体サイズが大きいので、
万人にお勧めできるかと言えば疑問だが、
大画面を望んでいる人、大容量バッテリーの端末を望んでいる人、
Android4.1をいち早く体験してみたい人には
是非とも体験していただきたい端末である。

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