Talkbackを3.3.0にアップデートしてみた。

3月7日にTalkbackを3.3.0にアップデートしたので、概要を解説する。
なお、これらはAndroid4.1以上でしか対応していない。

・タッチ操作時のフィードバックの音の変更
おおむね、聞き取りやすくなったと思う。
個人的に感じたのは、見出しの部分にカーソルが当たったときの音、
つまり、見出しが変わったときの音が聞きやすくなった。
例えば、設定画面で「無線とネットワーク」の見出し中に「Wi-Fi」「Bluetooth」などがあって、
その次に「デバイス」という見出しがあり、
その中に「ブロックモード」「サウンド」「ディスプレイ」「ストレージ」などがあるのだが、
見出しを読み上げるときには、ちょっとだけ低い音になる。
二本指でスワイプするときも、リアルな楽器に近いような音になった。
どちらがいいかは、人それぞれだろう。
このあたりは、近いうちにデモして実際の音声をお届けしてみたい。

Talkbackの設定でもいくつか機能が増えた。

・連続読み上げを開始するにはシェイクする。
ここをオンにしておくと、タッチガイドがオンの状態で端末を振ったときに
カーソルの位置以降を読み上げてくれる。
ただ、結構激しく振らないと機能しないので、大きめの端末、特にタブレットでは使いづらい。

・音声出力の優先
ここにチェックを入れておくと、例えば音楽を聴きながら音声読み上げでちょっと快適に使える。
つまり、音楽と読み上げの音が同時に出るのだが(これは従来と同じ)、
どちらかが引っ込んでお互いに邪魔し合うことはなくなるので、
音声ガイドが聞き取りやすくなるという配慮だろう。
ただし、音楽は一時停止状態になってしまうので、時として使いづらい場合がある。

・グローバルコンテキストメニューの改善
ショートカットのジェスチャーは、前回のアップデートで
「グローバルコンテキストメニュー」が追加されたのだが、大幅に刷新された。
設定したジェスチャした後、タップ+ホールドすると
「最上部から読み上げる」
「最後の音声のスペルを読み上げる」
「次のアイテム以降を読み上げる」
「クイックナビゲーション」
の選択肢が円形状に現れる。
配置説明すると
「最上部から読み上げる」は上
「最後の音声のスペルを読み上げる」は右
「次のアイテム以降を読み上げる」は下
「クイックナビゲーション」は左にそれぞれ現れる。
ホールドしたまま、どこかにドラッグして離すと、上記のいずれかの動作になる。

「クイックナビゲーション」というのは、
ここを選択すると、画面上に、キャンセルボタンを中心とした円盤状の羽根が現れて、
キャンセルボタンの周りを時計回りまたは、反時計回りに動かすと、
現在の画面上にある項目やアイコンを順番に読んでくれるというものである。
フリックしていくと、たまにドラッグとして認識されることがあり、
目的の物に行くのに時間がかかる恐れがあるので、この機能は非常にありがたい。

また、グローバルコンテキストメニューを出した状態で、
画面の右上に「Talkbackの設定」、左上に「応答一時停止」がある。
ちょっと離れたところにある。

「Talkbackの設定」は、文字通り、Talkbackの設定を開くショートカットになっている。
なので、いちいち設定メニューや、その他の方法からたどらなくて済む。

「応答を一時停止」というのは、簡単にTalkbackをオフにするショートカットである。
ここを選択すると、Talkbackを停止するかどうかのダイアログが出て、OKするとTalkbackが終了する。
再びTalkbackをオンにするには、一度スリープにしてから復帰するか、
通知を開いて、「再開するにはタップしてください」という項目をタップする。

・ローカルコンテキストメニューの追加
これは新しく追加された機能である。
アプリによって、このジェスチャーをした時に出てくるショートカットが異なる。
要は、アプリごとのショートカットコマンドが円形状に表示される。
例えばChromeならば
「前のリスト」「次のリスト」
「前のコントロール」「次のコントロール」
「前のセクション」「次のセクション」が出る。
残念ながら執筆時点では、ホーム画面や他のアプリでは何もコマンドが出なかった。
 

・シングルタップで選択(試験運用らしい)
Android4.2.2を搭載している端末では、シングルタップで項目を実行できるようにする設定がある。
ここのチェックを入れると、Android4.0系でできる操作と全く同じで、
ドラッグしていって一度タップするだけで実行という動作になる。
ただ、画面下部にあるホーム、戻る、メニューのボタンは、ダブルタップしないといけない。

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